ブラジャーの基礎知識 女性ホルモンとおっぱいのふくらみの関係

どうして? Q&A

どうしておっぱいはふくらんでくるの?

 男性と違って、成長期になると胸がふくらみはじめます。お子様のいらっしゃるお母さんの中にはこういった質問をされたこともあるかもしれませんね。

女性ホルモンの分泌の関係で初潮を迎えた時期から胸の成長も始まります。 1.女性的な体を作るホルモンのエストロゲン(卵巣ホルモン)
2.主に妊娠の準備のためのホルモン、プロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類


エストロゲンの効果



 エストロゲンは思春期の時期(10歳〜18歳)にもっとも活発に分泌されます。その影響で胸の乳腺が発達して脂肪がたくわえられていきます。
 成熟期になる10代後半から20代がもっともピークだといえるでしょう。そのあとは徐々に分泌の量が減少していきます(悲しいことですが)
 ですが、このエストロゲンは体内生産だけでなく、食品から得ることが可能なのです。Lingericaでも『バストアップ・ケア』のコーナーでもっと詳しくご紹介をさせていただいてますので、ぜひご覧ください。


おっぱいってどうなっているの?

 乳房のふくらみのまわりの部分は脂肪です。中のたくさんの線状のものがありますが、これは『乳腺葉』といいます。
 『乳腺葉』とは・・・乳腺がいくつか集まった、膜で包まれてできた部分のことです。
 乳腺葉が乳房いっぱいに広がっているほど、ゴムまりのような張りと弾力のある乳房になります。妊娠すると発達し、ここから母乳が分泌されるので、授乳時期にバストサイズが大きくなるのです。

 おっぱい一個の重さは個人差はありますが250gほどあり、容積はというと200〜300ccほどで牛乳びんにたとえると2本分に相当するものです。